少し前に通知はがきが来ていたのですが、なかなか平日に時間を作れなくて延び延びになっていたマイナンバーカードの受領で区役所に行ってきました。
マイナンバーカードの受け取り場所
受領方法は所属する地方自治体によって違うと思いますが、横浜市の場合は、平日か第2・4土曜日午前中に指定された区役所の戸籍課に行くことになります。
場所によっては事前予約が必要なようですが、筆者の住んでいる区の役所は予約無しで大丈夫でした。
案内はがきには戸籍課の窓口とだけ書いてありましたが、実際の窓口は手続き内容毎にいくつもに分かれていて、マイナンバーカードの受け取り手続きのためにも専用の窓口が設置されていました。
該当する窓口前に置かれている受付端末のボタンを押して番号の書かれたシートを受け取り、順番が来るのを待ちます。
マイナンバーカード受け取りまでの具体的な手続き
筆者が行ったのは昼の12時40分頃でしたが、10分程で呼ばれました。(窓口にある表示板に自分の番号が表示されます)
必要書類(通知はがき、マイナンバー通知カード、運転免許証などの本人確認書類)を提出し、説明を受けると新たな番号カードを渡されます。
また10分程待って、自分の番号が表示さたら隣の窓口に行き、係の人に従って事前に考えておいた暗証番号を液晶タッチ画面の端末機に入力します。
暗証番号がICチップに記録されたらマイナンバーカードを受け取って終了です。
マイナンバーカードの暗証番号について
ちなみに暗証番号は、署名用電子証明書のためのもの(英数6~16文字)の他に、利用者証明用電子証明書のためのもの(数字4桁)、住民基本台帳のためのもの(数字4桁)、券面事項入力補助用のためのもの(数字4桁)が必要です。
但し数字4桁の方は共通でOK。数字4桁の方は皆さん共通にするようで、端末機も最初は共通として一カ所に入力するようになっています。
3種類を別の番号にしたい場合は係員に言って入力画面を操作(多分、切替ボタンをクリックするだけ)してもらう必要があります。
マイナンバーカードの有効期限
マイナンバーカードには有効期限があって、発行から10回目の誕生日までです。筆者はもうすぐ誕生日を迎えますので、2028年の誕生日までということなのですが、かみさんは誕生日後だったので、2029年の誕生日まで。なんか損した気分になりました。(-_-;
ちなみにマイナンバーカードに内蔵されている電子証明書の方は、5回目の誕生日が期限なので注意が必要です。カードの期限は印字されていますが、電子証明書の期限は空欄になっているので、忘れないように記入しておきました。ちなみに欄がとても小さいので細字のサインペンでないと無理です。
マイナンバーカードの使い道
実際にマイナンバーカードを使う機会はあまりないと思いますが、たまに住民票や印鑑登録証明書などが必要になったときに、区役所や行政サービスコーナーまで行かなくても、近くのコンビニで受け取れるのは便利でしょう。しかもコンビニで受け取る方が少し安いんです。
あとは確定申告のときでしょうか。
マイナンバーカード用のICカードリーダー
マイナンバーカードを使ってe-Taxで確定申告するには、対応したICカードリーダーが必要になります。
NFCを内蔵している一部のスマートフォンも、ICカードリーダーとして確定申告で利用できるのですが、最近、利用可能なスマートフォン機種にiPhoneが追加されました。
そろそろICカードリーダーを調達しなければと思っていたのですが、筆者のiPhoneも対象機種に入っているので、必要ないかも知れません。
但し、専用のアプリを入れてパソコンとスマートフォンをBluetoothで接続しなければならないので、Bluetoothモジュールを積んでいない筆者のデスクトップでは、現状では使えないと思われます。
ノートパソコンの方はBluetooth内蔵なので使えると思いますが、確定申告はデスクトップの方で落ち着いてやりたいので、ICカードリーダーを買うか、Bluetoothモジュールを買うか、ちょっと悩んでみます。